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7月20日、ダンロップ・月刊オードバイカップ・ジムカーナ大会第3戦がまたもすばらしい天候に恵まれ、錦ヶ原自動車教習所で開催されました。今回の参加者は181名、50ccのストリートマジックから1200ccのXJRまで多彩なオードバイが全国各地から集まりました。
本大会のコースは最近では中高速よりの設定のためか所要タイムも短く、大会進行も比較的スムーズだったように思われます。
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クラス分けはN1.N2.NL.NO.C1.C2.B.Aの8クラスに細かく分けられ、それぞれのクラスで、また総合の順位がリザルトとして参加者に配布されます。それぞれのクラス上位6人は賞品が出ます。また トップタイム比で105%以内かつ総合順位が15位までのA・B級選手にはポイントが与えられ、ランキング認定されます。N1:無改造・400cc以下
N2:無改造・400cc以上
NL:レディース専用クラス
NO:オープンクラス 規定で決められた範囲の改造はOKですN1・N2クラスにおけるノーマル車両とはハンドルの取り付け形式、サスペンション及びホイールの変更、ギアー比のローギアー化、その他競技を意識した部品の追加や取り外しなどを行わないもの、とされているようです。
C2:過去のJAGE認定大会においてトップタイムより115%以内の実績を持つクラス認定者
C1:過去のJAGE認定大会においてトップタイムより110%以内の実績を持つクラス認定者
B:過去のJAGE認定大会において、トップタイムより105%以内の実績を持つクラス認定者
A:過去の認定大会の上位成績者で、JAGE事務局が認定した者 トップタイムより105%以内の成績でポイントを獲得しシリーズ年間固定ゼッケンとされるもちろんこの4クラスはNOクラスと同じく改造はOKですが、全クラス共通の規定として、騒音の高いマフラー、及びレーサー、レーシングタイヤの使用禁止があります。
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今回はウォーミングアップコースが比較的長い距離が確保されていたように思います。NOやCクラス等の激戦区でも比較的渋滞はしてなかったでしょう。スタート前に出来る8の字も4人分ありました。ただ前回スタート地点で利用していた、いわゆる坂道発進の教習で使う「山」が今回ウォーミングアップのコースのスタート地点になっていまして、ここの下りでクラッシュした方がいたようです。おそらくジャンプ後に姿勢を崩したかと思いますが、そのクラッシュの跡がアスファルトにくっきり残っていました。
写真左のSRX600に乗る川口選手(NO)はクラス2位の成績(1'44.560)をおさめ、トップタイム比112.66%でC2昇格となりました。
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ダンロップ杯は、今年から足つき1回につき1秒加算になりました。ただし前回もそうでしたが、今回も1カ所だけ足つきが認められるフリーターンセクションが設けられました。上級者はここでクイックにかつ異常なまでにマシンを寝かせて小さく180度向きを変えます。今回はスペースも広かったので私のような初心者も安心して大きくゆっくり回れました。
また右上の写真のように教習所の外周にはずらりとトランスポーターが並びます。遠方から来る人はもちろん、公道走行不便なマシンを運ぶため、またレースに専念するためと様々です。おそらく40〜50台ぐらいはあるでしょう。むろん遠方から自走で来られる方もいらっしゃいます。